褥瘡治療のための電磁波療法

褥瘡(床ずれ、褥瘡性潰瘍または圧迫潰瘍とも呼ばれる)は、常に圧迫または摩擦を受けることが原因で皮膚に生じる潰瘍である。褥瘡は通常、寝たきりの人の腰部、踵部、肘部など身体の骨が突出している部位に生じ、治癒までに長時間を要する。電磁波療法は放射線療法や温熱療法とは異なり、電磁場を用いて治癒を促進する。しかし、試験のレビューでは、電磁波療法が褥瘡治癒に有益か有害かを示す強力なエビデンスは存在しないという結論に達した。

訳注: 

《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.ncgg.go.jp/)[2018.11.24] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 【CD002930.pub6】

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