プロカインを成分として含有する製剤は、広く販売促進されており、数か国で使用されている。
3件の試験の合計427例の参加者から得たプロカインおよびプロカイン製剤の効果の分析では、認知症や認知機能の防止または治療における利益のエビデンスはない。
少数だが、プロカインの長期使用に関連した深刻な有害事象が数例あった。
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訳注:
《実施組織》厚生労働省「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」(eJIM:http://www.ejim.ncgg.go.jp/)[2018.11.24] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 【CD005993.pub2】