筋萎縮性側索硬化症/運動ニューロン疾患がある人への診断結果の通知方法

レビューの論点

筋萎縮性側索硬化症(ALS)や運動ニューロン疾患(MND)の診断を伝えることについてのエビデンスを評価することを計画した。

背景

ALSは、MNDとしても知られているが、運動をコントロールしている神経に影響を与える病気である。手足の衰え、呼吸困難、言語障害・嚥下障害など、どんどん障害が進行していく。最も重要なことは、ALS/MNDがある人が、発症から3~5年以内に死に至ることが多いという事実に対処しなければならないことである。診断の際、ALS/MNDがある人やその親族、介護者は大きな苦痛を味わうことになるため、診断をどのように伝えるかを理解することが重要である。ALS/MNDの診断を伝える方法について、ランダム化比較試験(RCT)を広く検索した。

結果

ALS/MNDの診断を伝える方法に関するRCTは見つからなかった。

2022年2月までの文献を検索した。

訳注: 

《実施組織》 阪野正大、杉山伸子 翻訳[2023.04.26]《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、コクランジャパンまでご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。 《CD007593.pub2》

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